職種別・手取り比較——あなたの仕事の手取りは平均より高い?低い?

同じ年代でも、職種によって手取りは大きく異なります。ITエンジニアと飲食店スタッフでは、同じ20代でも月の手取りが10万円以上違うことも。令和7年(2025年)の最新データに基づき、主要な職種ごとの手取り額を一覧で比較し、自分のキャリア選択の参考になる情報をお届けします。

職種別・手取りの最高と最低の差
月額で最大約25万円の差
ITエンジニア(手取り約35万円)vs 飲食店スタッフ(約16万円)| 30代比較

主要職種別・月収と手取り一覧(30代・平均)

職種別・月収と手取り比較表(30代平均)
職種平均月収手取り月額年収目安特徴
ITエンジニア約45万円約35万円約550〜650万円高水準、リモートワーク普及
金融・保険約42万円約33万円約520〜620万円賞与が厚い、福利厚生充実
製造業(大手)約38万円約30万円約480〜550万円安定、各種手当が充実
建設・土木約40万円約31万円約500〜600万円残業多めで手取りが増える
医療(看護師)約36万円約29万円約450〜520万円夜勤手当で上乗せ可能
公務員約34万円約27万円約450〜500万円安定、福利厚生が最大の魅力
小売・販売約28万円約22万円約350〜400万円歩合制、インセンティブあり
飲食・接客約25万円約20万円約300〜350万円手取りは低め、シフト制

職種選びで手取りに差がつく3つの要因

  1. 業界の収益性:IT・金融は高収益産業で賃金水準が高い。飲食・小売は薄利多売で給与水準が低い
  2. 専門性・希少性:プログラミングや医療資格など、代替が難しいスキルは高く評価される
  3. 残業代の有無:管理監督者を除く多くの職種で残業代が支給され、月3〜8万円の手取り増につながる

同じ職種でも会社規模で手取りが変わる

同じ職種でも、勤務先の規模によって手取りには大きな差が出ます。たとえばITエンジニアの場合、中小企業(50人未満)では月収35万円・手取り約28万円が平均的ですが、大手企業(1,000人以上)では月収50万円・手取り約39万円に達します。賞与や福利厚生も大手が充実しており、年収ベースでは1.5倍以上の差がつくことも。

転職を考える際は、単純な月収比較だけでなく、賞与、退職金、各種手当、福利厚生を含めた総合的な比較が重要です。

手取りが一番多い職種は何ですか?
30代平均ではITエンジニア(手取り約35万円)がトップクラスです。次いで金融(約33万円)、建設(約31万円)と続きます。専門性の高い技術職・資格職で手取りが高くなる傾向があります。
同じ仕事でも手取りが違うのはなぜですか?
勤務先の規模、地域(地域手当の差)、残業時間、資格手当の有無、扶養家族の人数などが手取りに影響します。月収が同じでも、社会保険の標準報酬月額の違いで手取りが変わります。
手取りの低い職種から高い職種に転職するには?
スキルの習得が最も重要です。プログラミングスクール(3〜6ヶ月・費用30〜80万円)でIT業界に転職する例、医療事務資格を取得して医療業界に入る例が代表的です。20代であれば未経験歓迎の求人も多いです。
フリーランスと会社員、同じ職種ならどちらが手取りが多い?
月商50万円以上を安定的に確保できるならフリーランスが有利です。ただし月商30万円台では、社会保険料の全額自己負担や福利厚生の欠如により、会社員と手取りは大差ありません。