18歳一人暮らしの手取り

高校を卒業して働き始める18歳。実家を離れて一人暮らしを始める人も多い年齢ですが、初任給の手取りは「思ったより少ない」と感じることが少なくありません。18歳の手取りの実態と、一人暮らしでやりくりするための家計の目安を解説します。

18歳の初任給と手取りの目安

高校卒の初任給は、企業規模や業種により差がありますが、月給16〜18万円前後が目安です。このうち社会保険料や所得税が差し引かれるため、手取りは次のようになります。

月給17万円(目安)の控除例
項目金額の目安
額面(基本給など)170,000円
健康保険料(本人負担)約8,000円
厚生年金保険料(本人負担)約15,000円
雇用保険料約1,000円
所得税(概算)約3,000円
手取り約143,000円

入社1年目は住民税がまだ天引きされないため、手取り率は80%前後。2年目から住民税が加わり、手取りがさらに数千円減ることを頭に入れておきましょう。

18歳一人暮らしの生活費はいくらか

手取り約14万円で一人暮らしをする場合、家計の配分は次のように計画します。

手取り14万円の家計配分の目安
費目金額割合
家賃・共益費約5万円約36%
食費約2.5万円約18%
水道光熱費・通信費約1.5万円約11%
交通費・日用品約1万円約7%
保険・貯金約2万円約14%
予備費(交際費など)約2万円約14%
18歳一人暮らしの鉄則は「家賃は手取りの3分の1以下(約4.5〜5万円)に抑える」こと。家賃が高いとあっという間に赤字になります。

18歳ならではの節約ポイント

18歳からの手取りの増やし方に興味がある方は、手取りと年収の比較手取り収入での節約術もご覧ください。

18歳からできる手取りアップの準備

18歳から働き始めるなら、早い段階から「手取りを増やす準備」をしておくのがおすすめです。夜間の学校や通信教育で資格を取り、職場で実務スキルを高めれば、20代の手取りは大きく変わります。また、スマホは格安SIMにする、保険は加入前に必要性を確認するなど、固定費を小さく保つ習慣をつけておくと、手取りが上がったときに貯金のスピードが速くなります。

住民税のことも忘れないでください。入社1年目は住民税が引かれないため手取りが多く見えますが、2年目の6月から前年の収入に応じた住民税が天引きされます。「給料が下がった」と慌てないよう、1年目から住民税込みの予算で家計を組んでおくと安心です。

よくある質問

18歳の初任給の手取りはいくらですか?
高校卒の初任給が月16〜18万円なら、手取りは約13〜15万円が目安です。社会保険料(約15%)と所得税が差し引かれ、住民税は2年目から加わります。
18歳で一人暮らしを始めるにはいくら必要ですか?
初期費用として家賃の6倍程度(敷金・礼金・引っ越し代・家具家電など)を見ておきましょう。家賃5万円なら30万円前後が目安です。入社前からコツコツ貯金しておくと安心です。
18歳から保険に入るべきですか?
会社の社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)があれば、まずそれを土台にしましょう。任意の生命保険は若いうちは保険料が安い一方、不要なプランを勧められることもあるため、必要性を冷静に判断してください。