手取りと保険料の関係

給与から天引きされる「社会保険料」と、任意で契約する「民間保険(生命保険・医療保険など)の保険料」。手取り収入に影響する保険料にはこの2種類があります。このページでは、それぞれの保険料が手取りに与える影響と、民間保険の見直しポイントを解説します。

手取りに直結する「社会保険料」

会社員の給与からは、健康保険・厚生年金・雇用保険(+40歳以上は介護保険)の保険料が自動的に天引きされます。これらは任意で契約する保険と違い、法律で加入が義務付けられた保険です。

これらを合わせると、手取りは額面の約14〜16%減になります。この「社会保険料」は削るのではなく、「保障」として正しく理解することが大切です。

民間保険(生命保険・医療保険)の位置づけ

民間保険は、社会保険だけでは足りない部分を補うものです。しかし、保険料は月々の固定費として手取りから確実に減っていきます。

民間保険の保険料と保障の例(月額・目安)
保険の種類保険料の目安保障の内容
生命保険(終身・定期)月5,000〜15,000円死亡・高度障害時の家族への保障
医療保険月2,000〜6,000円入院・手術時の給付金
がん保険月2,000〜5,000円がんと診断されたときの給付

保険料の「適正な水準」の目安として、年間保険料は手取りの5%以内(月換算で手取りの5%以下)が一つの基準とされています。

保険を見直すタイミングとポイント

保険は「入りっぱなし」にせず、ライフステージに合わせて見直しましょう。

保険の見直しは「保障が足りるか」と「保険料が手取りに合っているか」の両面で行う。見直すだけで年間数万円の節約になることも。

保険料と手取りのバランスを取る方法

保険の見直しで浮いたお金をどう管理するかは手取り収入での節約術手取り収入と投資のバランスをご覧ください。

よくある質問

保険料は手取りの何%までなら適正?
目安は年間保険料で手取りの5%程度(月換算で手取りの5%以内)です。これを超えると、貯金や生活費を圧迫しやすくなるため、保障内容と合わせて見直しを検討しましょう。
社会保険があれば民間保険は不要?
健康保険の高額療養費や傷病手当金、雇用保険など、社会保険の保障は充実しています。民間保険は「社会保険で足りない部分(収入が止まるリスク、個室・差額ベッド代など)」を補うものとして検討するのが合理的です。
保険の見直しはいつやるべき?
結婚・出産・子どもの独立・定年などライフステージが変わるタイミングがおすすめです。また、保険料が手取りの5%を超えている、保障が重複している、といったサインが見えたら見直し時です。